【なぜ?】保湿パックの効果がない理由~あなたは無駄かもしれない

保湿パックはあんなに潤いがあるのに、全く自分の肌に入っていかない……

 

本当に効果あるの?私の使い方が悪いの?なんなの??

 

実は保湿パックは使い方で差は出ません。差が出るのは「使う人の保水力」です。

 

保水力有無で保湿パックの効果は天と地の差!

 

大事なのはパックの保湿力ではなく、あなた自信の保水力が大事。

 

保水力はスポンジをイメージ。

 

穴だらけの、穴が大きいスポンジは水をあまり含めませんよね。

 

逆に目が細かいスポンジは大量の水分を保持できるのがイメージできるでしょう。

 

保湿パックは塗るより継続して肌に水分や成分を与え続けられるのが最大のメリット。それは安いパックでも同じ。

 

保湿パックの効果がないのは製品の差と思っている人は多いでしょう。でもパックの品質じゃないんですよ。

 

肌に保水力があればDAISOの100円保湿パックでもそれなりに効果が出ます。

 

高級な保湿パックでも百均のでも、効果有無の差はとにかく保水力が大事!

 

保湿パックが化ける「保水力」とは?

 

保湿パックの効果に影響を与える肌の保水力とは何か?

 

肌は奥から水分が染み出してきます。乾燥肌の人もちゃんと水分は足りているんです。

 

しかし肌の一番表面、角層でこの水分を保持できていない。だから乾燥するんです。

 

実は肌というのは本来隙間だらけなんです。めちゃくちゃ隙間があります。だから奥から染み出した水分が隙間を通って蒸発。乾燥肌へ。

 

でも隙間が詰まっていたら水分は蒸発しません。

 

隙間が多い、つまり保水力がないのに保湿パックをどれだけやっても意味がありません。すぐに水分は蒸発していくので。

 

ある意味無理やり浸透させるのが保湿パックの良いところ。肌水分量は保湿パック直後は高まりますが、保水力がないと水分がキープできずすぐに蒸発。逆に余計に乾燥することも。

 

でも保湿パックで潤いが維持される人は違います。保水力があります。

 

その差は何か?

 

保水力が高く保湿パックの効果が出る人の肌はここが違う

 

  1. 隙間が狭い
  2. 隙間にセラミドがしっかり詰まっている

 

この2点です。

 

肌の一番表面、手で触れる部分は角層と呼びます。

 

小さな角質細胞がペタンコになったものがブロックのように何層にも積み重なっている。この細胞同士の隙間から水分は浸透するし蒸発もします。

 

いわゆる乾燥肌の人はこの隙間が広くなっています。

 

なぜならターンオーバーが乱れているから。

 

ターンオーバーが乱れていると角質細胞はチグハグした形や大きさで成長してしまいます。

 

ブロックが不揃いだと隙間が広がりますよね?それと同じことになります。

 

ターンオーバーが整っている人は肌のキメが細かい人ですが、こんな人が保湿パックを使うとめちゃくちゃ効果があります。

 

しかし隙間は誰でもあります。乾燥知らずの人でもです。

 

いちばん簡単な対策はワセリンを常に塗って物理的に隙間を埋めてしまえばいいのです。

 

でもそれだとベタつきとテカリ、不快感がスゴい。それに保湿パックできなくなります。本末転倒。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

隙間を埋めるものがあればいいのです。

 

それがセラミドです。

 

保湿パックの目的はセラミド補給で解決する

 

セラミドは肌の奥で作られて角層に上がってきます。その際に角質細胞の隙間を埋めるように定着。いわばセメント、接着剤みたいなものです。
このセラミドは湿度0%の環境下でも水分を離さない性質があります。

 

これが隙間を埋めているから水分が蒸発せず乾燥肌になりません。

 

保湿パックで浸透してきた水分が全て残るわけではありませんが、セラミドが豊富にあると潤いの持続時間がかなり変わります。

 

スカスカの隙間だらけのスポンジに片栗粉を詰めたらドロドロして水分が維持されますよね。あんな感じ。

 

幸いにもセラミドは化粧品で補えます。

 

毎日セラミドケアをするだけで保湿パックの実感が変わってきます。

 

肌のハリ不足でコラーゲンが足りない!となっても化粧品でコラーゲンは補給できません。あくまで保湿としてか機能しません。

 

でもセラミドは肌の一番表面にあるから化粧品で簡単に補えます。

 

セラミド=保水力

 

保水力が上がった肌はそれだけで見た目、肌の安心感が変わります。

 

保水力が上がったということは、保湿パックの効果も上がるということです。スカスカでなくなれば保湿パックのメリットがちゃんと出てくようになります。

 

ただ注意したいのはセラミドを減らす行為です。

 

洗顔・クレンジングがセラミド不足の主原因と覚えておくこと

 

セラミドは化粧品で補えますが完璧ではありません。やはり自分の肌で作られるセラミドが十分でないと足りません。

 

それを邪魔してしまうのが洗顔とクレンジングです。

 

セラミドは脂質なので洗顔やクレンジングの界面活性剤で溶け出してしまいます。

 

セラミドは角層内の隙間にあるので、肌の汚れやメイクみたいに肌表面にありません。なのでほとんど溶け出しませんが、時間をかけるとセラミドが溶け出していき隙間が広がってきます。

 

すると表面の隙間が拡大。保水力が低下してまた保湿パックの効果が怪しくなってきます。

 

洗顔とクレンジングは毎日の癖なので、知らずの間に過剰洗浄している人が非常に多い。

 

いくら優秀なセラミド化粧品を使っていても補給が間に合わなくなるので、セラミドをできるだけ守る意識で洗顔とクレンジングをしてください。

 

セラミド化粧品の選び方と利用者が多く試しやすいブランド

 

セラミドはヒト型セラミド一択です。

 

花王のセラミドは疑似セラミドで、とりあえず素早く肌を保護するのに適していますが、SK-II化粧水を意識するならヒト型がおすすめ。

 

ヒト型セラミドはその名の通り人の肌に元からあるセラミドと同じ構造。なので肌なじみが良くてセラミドの良さが一番発揮されやすいです。

 

あとヒト型セラミドは複数種類配合されたものがおすすめ。有名ブランドはみんなそうなので、利用者が多いブランドなら間違いありません。

 

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